VUCA時代の仕事の基本

読了。
先の見えない時代だからこそ、今までの当たり前を捨てて新しい価値観を受け入れながら進まなければならない。普遍的な価値と新たな感覚、このバランス感覚がいつも大事だ。選り好みしてはいけない。けど軸を持っていきる。10年前の良が今の悪だったりする。人生アップデートし続けなければならないのだろうと感じた。

本の構成は4章、
①限られた時間で成果をだす
②答えのない問いに答えをだす
③多様なメンバーをまとめる
④働き方をサステナビリティを高める

以下、心に響いたこと。
⑴四半期は500時間しかない。三ヶ月あればなんとかなると思っていても、実はすぐやってくる。時間は限られているという感覚を具体的な数値に置き換えることで意識を高め集中へつなげる。

⑵すぐやるは正義。
今日やれば1分で終わることが、明日やれば5分、一週間後にやれば30分はかかる。そうやって寝かせれば寝かすほど、その仕事にかかる時間は増えていく。なぜなら思い出す時間や、人の意識を向ける時間が増えていくから。この意識はなかった。だからすぐやるが正義。一番鮮度が、高いときに裁くことが、最も時間をかけないということを心に留める。

⑶組織人三種の神器
大義名分、権限、スポンサー
これらを持たずして仕事を行うことは武器を持たずして戦にいくようなもの。
政治力も大事だということ。自分のスキルだけに過信しても行けるところは限られている。だからと言って政治力ばかり身につけても中身の無いペラペラ野郎になるからな。

⑷上にたつものとして、大きくあれ。
血が出るほど舌を噛む。
耳の痛いことは一つに絞る。

下の世代だって、なにをやろうとしているかはすぐ分かる。だから分かる部分をあーだこーだ言われたって鬱陶しいし混乱するし、成長にならない。上にたつものとして多くを語らないこと。そっと見守って導いてやれるかを意識したい。ただ耳の痛いことは一つに絞り間髪入れず伝えることも重要。
だから自分はこれだけはっていう軸を持っておくことも重要だよな。

⑸いつも笑顔。
窮地に陥っても、焦らず堂々と平静であるべき。でないとその微妙な緊張は下へと伝わる。いつも器の大きな人間でありたい。
リーダーシップとは半分演技ある。という言葉も響いた。

⑹自分の弔辞を考える。
死ぬときになんと言われるか考える。どうありたいか?理想を掲げて生きよう。

投稿者: 海舟

普段の思いを言語化。

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